2009年9月25日金曜日

飯豊山(2009/9/20~9/22)

2009/9/20(日)~22(火)にかけて、福島県の飯豊連峰(飯豊山、大日岳)に登って来まし
た。9月中旬とはいえ山では紅葉が始まっていて、壮大な景観とアップダウンを繰り返すルートは十二分に登山欲を満足させてくれるものでした[E:up]



また、天候にも恵まれ3日の行程で周囲の2000m級の山々ををみることができました♪



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■飯豊山 標高2105m (大日岳 標高2128m)






福島県、新潟県、山形県をまたがる連峰で日本百名山のひとつ。
標高差は1722m(今回の登山口である川入登山口は460m)



終始This is 日本の山といった素晴らしい景色が広がっていた。山の懐は深く、アプローチが長いが、尾根にでてから素晴らしい縦走を楽しむことができる。



山の状況は以下リンクのアルバム内の写真をみてください。



2009/9/20~9/22飯豊山登山






飯豊山と大日岳の山頂からの動画は以下を参考にしていただければと思います。



飯豊本山からの風景



大日岳からの風景



以下、説明と所感。



◇行き方

 磐越道で会津若松ICから下道で1時間半ほどで川入登山口に到着。喜多方を抜けるとコンビニが無いので、準備不足があれば喜多方で済ませておく。帰りは新鶴PAのスマートETCから磐越道に乗ったが、時間が折り合えばここから登山口に向かったほうが早い(下道で40分ほど)。コンビニもある。



◇コース

川入登山口には御沢キャンプ場があり、そこの無料駐車場があるので、そこで駐車して登山口へと向かう。



この時季の登山道は、はっきりとわかり、所々に赤や黄色、白ペンキの印もあるので迷子になることはなかった。ただし、晴れていることが前提となり、ガスなどの天候が悪いときは滑落=死につながるルートもあるため、慎重な行動が必要となると感じた。



◇所感
・福島県いわき市からの交通について



 往復で300kmほどの移動距離で、尾瀬に比べたらはるかに近く感じる。



<利用ルート>
 いわき中央IC(磐越道)~会津若松IC(磐越道)~下道~川入



・コンビニについて
登山口周辺、また直近の駅である山都駅周辺にはコンビニは無かった。会津若松IC下車であれば喜多方までで用事をすませ、新鶴PA下車であれば下車後国道49号沿いか登山口15kmほど手前のファミリーマートで用事を済ませるのがよい。



・御沢キャンプ場の無料駐車場について
普段はまったく混みあうことが無いそうだが、今回はシルバーウィークだったこともありほぼ満車に近かった。大型連休では早い行動が必要かもしれない。また、川入から御沢キャンプ場までの道路は砂利道で車一台しか通れないので、対向車に注意して待機場所を利用しながら向かうと良い(PM11:30に到着した小生は、喜多方から登山口まで1台の車もすれ違わなかったが・・・)。



・山小屋について
山小屋は以下4つに立ち寄ったが、どの山小屋も気持ちよく応対してくれてた。この連休ではどの小屋も小屋番の方がおり、情報を提供してくれていた。また、御西小屋以外、三国小屋、切合小屋、本山小屋ではビールなどドリンク販売を行っていた。



  1.三国小屋
     飲料販売有り。大日岳、剣ヶ峰の展望が素晴らしい。テント泊不可

 2.切合小屋
     飲料販売有り。トイレ有り。水の補充可能。テント泊可能(500円)

 3.本山小屋
     飲料販売有り。トイレ有り。水の補充可能。一王子にてテント泊可能(500円)
  お土産販売有り。



 4.御西小屋
     トイレ有り。水の補充可能(徒歩往復10分ほど)。テント泊可能(500円)






・登りの登山道について1
登山口から10分ほど歩くと大滝へと向かう道と、飯豊山に向かう道に分かれるが、その後早速登りが始まる。噂の下十五里~上十五里の行程は段差がまちまちで標高差以上に疲れた。荷物の重量、前の登山者のペースによっては、疲労するので一定のペースで歩けるような工夫が必要と感じた。



 ・登りの登山道について2
危険ポイントである、剣ヶ峰、夜ノ森、御秘所は、好天もあったが注意して歩けば問題は無い。ただし、悪天候時には十分に注意して三点確保で望まなければいけない場所である。



・登りの登山道について3
兎に角、登りの後の下り、下りの後の登りがあり、登山を飽きさせない。私は準備不足で体力的にかなりきつく、何度も心が折れかけたが、周囲の景色がそれを回復させてくれた。特に大日岳へ向かう途中は疲労のピークとなり、予定よりはるかに時間を要したが、頂上に到達すると360°の壮大な景色が心を癒してくれた。







・稜線からの展望について
三国小屋からの稜線は素晴らしい展望を望める。朝焼け、夕焼け、深夜にぼんやり浮かぶ山の稜線は一見の価値あり。最大の展望は飯豊本山まで行かないと得られないが、体力と時間に余裕があれば飯豊本山まで足を運ぶと360°の展望が得られる。大日岳まで足を伸ばしてみるとさらに壮大になるので余裕があればここまで行くことをお勧めする。





・飯豊本山頂上からの展望について
稜線からみるとは異なり、360℃の景観が楽しめた。山形方面(蔵王、朝日、月山など)、秋田(鳥海山)、新潟(新潟平野、佐渡島)、福島(吾妻連峰、安達太良、磐梯山)、尾瀬(会津駒ケ岳、燧ケ岳など)、那須、日光方面の景色が楽しめる。



・山頂付近の寒さについて
山頂までの登りは基本Tシャツで十分だった。風が冷たくて気持ちよく感じた。山頂で休憩していても天候が安定していたので寒さは感じなかった。ただし、朝方と夕方で日の力が弱いときは一気に寒さが強くなるので、フリース、レインウェア着用が必要だった。



・下山について
下山は一気に時間を稼げる。剣ヶ峰を越えれば危険ポイントは無いので、すぐ降りてこれた感じた。一定のペースで歩いたので去年痛めた膝もなんとかもってくれたのが成長を感じてうれしい。



◇時間 (渋滞、休憩含む)

■1日目コース
��AM7:00出発、PM1:00到着)
川入登山口(AM7:00) → (4時間) → 三国小屋 → (1時間30分) → 切合小屋



■2日目コース(AM5:00出発、PM2::30到着)
切合小屋(AM5:00) →(1時間45分)→ 飯豊本山山頂(AM6:45) →(1時間15分)→ 御西小屋(AM8:30) →(1時間20分)→ 大日岳山頂(AM9:50) →(1時間)→ 御西小屋 →(2時間)→ 飯豊本山(PM1:00) →(1時間30分)→
 切合小屋(PM2:30)



■3日目コース(AM6:30出発、AM11:00到着)
切合小屋(AM6:30) →(1時間30分)→ 三国小屋(AM8:00) →(3時間)→ 川入登山口(AM11:00)







◇その他
・温泉は川入から帰宅途中にある『いいでのゆ』に寄りました。日帰りで500円。山都町の名産そばなどがあり、食事、お土産購入が可能。宿泊も可能のようです。



・ダイエット状況についてですが、出発前までは97.4kgあった体重が下山後は96.1kgになっていました。あまり落ちていないがショックなので、引き続きトレーニングして減量していきます。



・アルパインクルーザー2500について




もう気づけば1年も活躍しております。靴擦れが無くなり、自分に馴染んだといえます。がしかし、3日目の下山で左足の外側の踝が痛くなり、帰って気づいたら腫れてました。ちょっと歩き方に問題があるので、調査したいと思いました。



・初めての一人テント泊とNewテントデビュー
テント泊は好きですが、一人の縦走テント泊はデビューでした。一人の気軽さがとても心地よく、また周囲の人と色々と山のことを話すことができてとても楽しめました。Newテントのデビューとしては大変満足ですが、まだまだ使ってやりたいので10月でも再登場させます。



・テント内での食事について
最終日の朝食を作る際に、スープを足にこぼしました。コッフェルの手元がしっかりロックかかってなかったからです。テント内での食事は暖をとるのに適していますが、自分の不注意から火傷してしまいました。反省したいと思います。



長々となりましたが、最後までご閲読ありがとうございました。





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